2010年07月04日

7月歌舞伎鑑賞教室「身替座禅」

昨日、7月歌舞伎鑑賞教室「身替座禅」を観てきました。

昨日が初日。
観たのは2時半からの回なので、初回ではないのですが・・・

解説である「歌舞伎のみかた」を観て、20分の休憩が入り、お芝居を1本見る形です。

今回、「歌舞伎のみかた」をやったのが、中村壱太郎(かずたろう)丈19歳&中村隼人丈、なんと16歳!現役の高校2年生です。
初っ端は客席後方から登場。
映像を使って、「ジャ○ーズじゃないの?」という演出。
観客の女子高生から「キャー!」と声が上がってますw
「いつもと雰囲気が違うね〜」と一緒に行った友達と話していました。

解説も舞台の上手下手、花道の説明なんか一緒なのに一味違います。
壱太郎丈は説明がこなれているのですが、隼人丈が棒読みで初々しいことw

解説の最後では、映像ではあったけど実際に化粧をしているところ見せてくれました。
これは面白かった。

休憩を挿んだ後のお芝居は「身替座禅」は、元は狂言の「花子」と言うお芝居。
それを歌舞伎にとりいれたもので、笑えます。

旦那様が以前旅に出たときに浮気した相手"花子"が近くまできて宿を取り、「会いたい会いたい」と文を寄こしました。
旦那様は出掛けたいところですが、奥様がべったりしていて出かけられない。
色々策を練り、一晩座禅を組み、お堂に籠ることをやっと奥様から許してもらい、座禅を家来の太郎冠者に身替りさせて、旦那様は出掛けてしまいます。
奥様は旦那様のことが大好きで、心配で仕方がない。
狭いところで座禅している太郎冠者扮する旦那さまをみて、お茶やお菓子を差し入れます。
結局太郎冠者が扮しているのがばれてしまいます。
奥様は「ちゃんと話してくれれば、一晩位行かせたものを」と地団駄を踏んで泣いてしまいます。
そして、太郎冠者の代わりに座禅を組んで旦那様の帰りを待っていたところ、気持ちよくほろ酔い加減の旦那さまが帰ってきます。
奥様が太郎冠者の代わりに座っているのを気付かず、のろけ話から奥様の悪口「色が黒くて猿のようだ」とか言い始めます。
奥様だと分かってさあ大変!

と言うお話です。
奥様を演ずるのは、普通は女役をやらない役者さんが扮します。
今回は坂東彦三郎丈。
背の大きな声も低めなので、堂々とした悪役などが似合う役者さんです。
その彦三郎丈がおすべらかしの髪型・小袖姿、白塗りで目のふちにほんのり紅。
失礼ながら笑えますw
「シャーッ!」と掛け声を掛けて怒ったときの怖いこと。
でもいじらしいんですよね〜
「旦那さまが好きで好きで仕方がない」というのが良く分かります。

旦那役は中村錦之助丈。品の良い色男役がお似合いで、風情あり。

解説の二人は奥様の腰元役。
壱太郎丈の方が声も立ち振る舞いも女性らしかった。
隼人丈はまだ声が安定していない感じ。

太郎冠者は坂東亀三郎丈。
飄々としていて良い感じ。声の通りがいい役者さんだなぁ〜っと改めて思いました。

「身替座禅」は一旦幕が締まりますが、花道から解説の二人がすっかり化粧を落とし、袴姿で登場します。
そこでまた解説の続き。
狂言の「花子」と歌舞伎の「身替座禅」の違いや舞台や演奏の話などをして、最後に狂言から歌舞伎になったお芝居「棒しばり」の一部分を二人が演じて完全に幕となります。

面白かった!!
何度笑ったことでしょう。
彦三郎丈、いいです!
でも、膝の調子が悪そうで、座ったり立ったりが辛そうでした。

そして・・・最初の解説が終わった休憩時間、友達と二人、チケット売り場に最終日の最終公演のチケットを買いに行っちゃいましたw
解説二人がどう成長するか見たくて(爆)
24日(土)2時半からまた国立劇場に行きます。

ということで、7月24日(土)まで国立劇場で公演は続きます。
7月20日(火)・23日(金)には夜7時から開幕の「社会人のための歌舞伎鑑賞教室」もあります。
よかったら劇場まで足を運んでみてください。

時計6時半曇り
posted by 美々 at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 観てきました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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